多汗症治療のご案内hyperhidrosis

大曲リハビリテーションクリニックでは、汗(多汗症)でお困りの方の治療を行います。
多汗症には、全身の発汗が増加する「全身性多汗症」と体の一部のみ発汗が増加する「局所多汗症」がありますが、当院では主に手のひら、足の裏、わきの下などの「局所多汗症」の治療を行います。
当院では女性医師が診療しますので、女性の方でも安心して受診していただけます。

多汗症の診療を希望される方へ

  1. 当院の診療を予約していただき、予約していただいた日時にご来院ください。
  2. 来院される際には、保険証とお持ちの方はお薬手帳をご持参ください。かかりつけ医などからの紹介状(診療情報提供書)等をお持ちの方は、来院時にご持参ください。
  3. 初診の方は、診療時間が少し長くなることが想定されますので、時間に余裕を持ってご来院ください。

当院で行う多汗症の治療について

多汗症の治療については、主に次のとおりとなります。

1塩化アルミニウム液
汗の管に栓をして汗を減らす外用薬(塩化アルミニウム液)を塗ることで、発汗を抑えます。
保険適用外
2水道水イオントフォレーシス
多汗症の部位を水道水に浸しそれに微弱電流を流す療法です。手のひら、足の裏、わきの下の治療を行います。
保険適用
3「原発性腋窩多汗症治療剤・エクロックゲル5%」による治療
わきの下からの大量の発汗を感じる方に、「原発性腋窩多汗症治療剤・エクロックゲル5%」を塗ることで、発汗を抑えます。
ワキ汗治療ナビ
保険適用
「原発性腋窩多汗症治療剤・ラピフォートワイプ2.5%」による治療
わきの下からの大量の発汗を感じる方に、1日1回、1包に封入されている不織布1枚を用いて「原発性腋窩多汗症治療剤・ラピフォートワイプ2.5%」を両腋窩に塗布することで、発汗を抑えます。
保険適用
「原発性手掌多汗症治療剤・アポハイドローション20%」による治療
手のひらから過剰な発汗を感じる方に、1日1回、就寝前に「原発性手掌多汗症治療剤・アポハイド®ローション20%」適量を両手掌全体に塗布することで発汗を抑えます。
みんなの手の汗サイト
保険適用
4ボツリヌストキシン(ボトックス)による治療
重度の原発性腋窩(わきの下)の多汗症と診断された方に、ボツリヌストキシン(ボトックス)を注射することで汗の量を減らします。
※ボツリヌストキシン(ボトックス)の注射は、最初に医師が診察し適用かどうかを判断します。初回は診察のみになり、適用と判断した場合に注射する日を予約していただきます。
保険適用
ボツリヌストキシン(A型ボツリヌス毒素)による治療
わきの下以外の多汗症・軽度の腋窩(わきの下)多汗症に、ボツリヌストキシン(A型ボツリヌス毒素)を注射することで汗の量を減らします。
※ボツリヌストキシン(A型ボツリヌス毒素)の注射は、医師が診察し適用かどうかを判断します。初回は診察のみになり、診察後に注射する日を予約していただきます。
保険適用外
5内服薬
治療薬として承認されている抗コリン薬や漢方薬を内服することで、発汗を抑えます。
保険適用

※当院では、多汗症に関する外科的な治療は行いません。